2021年6月の初旬でした。
タウンワークを見ていたら、期間限定でamazon倉庫バイトの求人が出ていました。
6月末のプライムデーにむけてバイトを増員する必要があるらしく、他の求人に比べて時給は高額でした。
常日頃からamazonを利用しているヘビーユーザーですから、amazon内部が気になっていたこともあり早速応募してみました。
今回は、そんなamazon倉庫バイトをたった2日でやめるまでのリアル体験記を紹介します。
体力の限界!?きついamazon倉庫バイト体験記
それではamazon倉庫バイト体験を順をおって紹介します。
amazon倉庫バイトの面接
ひとまずタウンワークに掲載されていた派遣会社へ応募しました。
あとからわかったことですが、amazon倉庫はワールドインテックが請け負っており、その下に同じ系列のワールドスタッフィングと他の派遣会社が人員を送り込んでいる構図です。
タウンワークに掲載されていたのはワールド系列ではない他の派遣会社でした。
応募した後、1週間以内に面接がありました。
面接場所はレンタルオフィスです。
※amazonセールでの大量人員確保のための時にだけ借りる臨時の面接場所です。
面接と言っても特に何もありません。
勤務開始日と希望の勤務日を伝えて、子どもの遊びのような(例えるなら知育教育のような)適性検査を受けるだけです。
「では、次は1週間後に半日レクリエーションを受けてください」で終わりです。
amazonバイトのレクリエーションとは
レクリエーションは、朝から昼まで半日ありました。
コンサートホールような場所に100人くらいの新人が集まり、導入教育を受けます。
いわゆるamazon倉庫でのルールを説明される時間になります。
レクリエーションの時、配属場所と初日の勤務日を伝えられます。
そこでピッキングという作業に配属されたことがわかりました。
amazon倉庫勤務初日ーピッキングー
amazon倉庫の場合は、誰もがすぐにできる仕事ですから教育などもほぼありません。
初日から作業全開です。
倉庫業の経験がない方には、ピッキングといってもどのような作業内容かピンとこないかもしれません。
ピッキングというのは、いわゆる「ザ・Amazon倉庫」みたいな仕事です。
注文された商品を倉庫の棚から見つけ→取り出し→ワゴンに積み込み→出荷へ運ぶ作業です。
もっと詳しく説明しますと、個人で携帯端末を持ち、ワゴンを押しながら倉庫内を歩きまわり、注文を受けた商品を積み込みます。
ワゴンがいっぱいになれば出荷前に置いて、次のワゴンを持って、同じ作業を繰り返すだけです。
これを始業から終業までエンドレスで繰り返すのがピッキング作業になります。
倉庫内は暑いー服装と水分補給ー
6月半ばに行きましたが、倉庫内は暑いです。
クーラーをつけているそうですが、倉庫が広すぎて効かないそうです。
正直「いやいや、そんなことないでしょ。ケチってるだけですよね?クーラー何個もつけたら解決ですよ」と思いましたが、事実効かないの一点張りですから仕方ありません。
倉庫内が暑いため、服装は半ズボンとTシャツでOKでした。
それでも汗が止まらないくらい暑く、倉庫内は柔道部の部室のような汗臭い匂いで充満しています。
水分補給は、倉庫内の所々に給水機がありますから飲めます。
ただいくら飲んでも汗がですぎて水分補給が追いつかない感じです。
とにかく倉庫内は暑すぎるという印象です。
おかげでたった2日間しか働いていませんが、あせもが出来てしまいました。
安全靴のつま先が狭くて血豆
ピッキングに配属されると安全靴を貸与されます。
これは人ぞれぞれの足のカタチによりますが、足先が広がっていて普段幅広系のシューズを履いている方は要注意になります。
安全靴の先は幅広ではない為、足先が痛み、個人的には小指に血豆ができました。
これは2か月たった今でも治っていません。
ノルマは言われないがタイムを監視
ピッキング作業初日の昼過ぎにリーダーに呼ばれました。
ピッキングの時間が遅いとの注意でした。
パソコンでピッキング時間を監視しているそうです。
正直「倉庫内のどこに何があるかも把握していないから、初日から言われてもなあ」と思い、ちょっと納得いかない顔をしてしまいました。
すると追い打ちをかけるように「シフトを増やすか減らすかは俺が決めるから」と言われました。
多分ですが「文句はいうなよ。黙って従え」みたいな意味だろうと思います。
マジ、ブラックかも??みたいな疑念がわく一コマでした。
amazon倉庫が稼げない理由
amazon倉庫バイトのシフトはあってないようなものだと入って気づきました。
どういう事かと言いますと、amazon倉庫バイトは、商品が少ない暇な時は急遽休みになります。
つまりシフトに入っていても「明日はヒマだから」と前日に休みを言い渡されるのです。
まったく収入の計算ができない為、時給は良くても最高月収○○万円!!は机上の空論になります。
そのシフトをリーダーが決める為、リーダーの権力が強くパワハラが常態化している印象を受けました。
とはいってもamazon社員というわけではなく、倉庫のリーダーは下請けのワールドインテックという派遣の方になっていますから、弱者がさらに弱者を叩くというミルグラムの法則のようなものです。
amazonユーザーとしてはamazon本体は何も知らないのだろうと信じたいところです。
長く勤めるつもりならパワハラで訴えてもいいのですが、期間限定のバイトですから2日でやめました。
休憩時間
休憩時間は9時間拘束で、10分、40分、10分の1時間休憩で、8時間労働になります。
ただ作業同様、1分でも休憩時間が長いとワールドインテックの倉庫リーダーから注意されます。
人間とは不思議なもので、注意されると、なぜか早めに休憩を切り上げる傾向になりますから、実際皆さん休憩時間は短くなっていました。
外仕事の肉体労働では、基本、10時から30分、12時から1時間、15時から30分で2時間は休憩時間をとります。
amazon倉庫バイトも肉体労働としては外仕事以上の体力を使うのですから、休憩時間としては短く、疲労も取れるはずがありません。
もうこんな職場はやめるが勝ちと判断しました。
バカを相手にするだけ時間の無駄です。
まとめ
今回は、amazon倉庫バイトについて紹介しました。
正直おススメはしません。
いわゆる3K職場(きつい、きたない、きけん)で、ブラック企業の分類に入ると思います。
時給は良くても確実に希望通りのシフトで入れない場合もありますから、トータル収入は期待できません。
ただ体力にはものすご~く自信がある男性や、女性の方ならピッキングではなく、もう少し体力的に優しい作業に回されると思われますから、意外と続くかも?しれません。
下記の本の出版は、約2年前ですが、ほぼ変わっていない職場体質だろうと思います。※興味がある方は読んでみてください。
最後になりますが、レクリエーション時にワールドインテックの方がこんなことを言っていました。
「端末を開くたびにamazonからの簡単なアンケート調査があります。基本すべて職場環境には問題ないと回答してください。是正など入ると面倒なので」
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