本日、下記のようなタイトルのメールが届きました。
税務署からのお知らせ【宛名の登録確認及び秘密の質問等の登録に関するお知らせ】
差出人名は、e-Tax(国税電子申告・納税システム)となっています。
本文を読んでも何のことかよくわからなかったのですが、個人事業主でありまだ確定申告をしていない為、少しギョッとしました。
しかしメール本文に違和感があった為、いつものように調べたところ「また詐欺(フィッシングメール)」ということが発覚し、怒りを通り越してホッと一安心した次第です。
それにしても税務署を騙るのはやりすぎです。
今回は、そんなe-Tax(国税電子申告・納税システム)からのフィッシングメールを紹介します。
中国から⁉e-Tax(国税電子申告・納税システム)からの詐欺メールの見破り方
それではいつものようにメールアドレスから確認しましょう。
フィッシングメールの基本的な見破り方についてはこちらの記事を参考にしてください。
メールアドレスが中国のドメイン?
メールアドレスを見ると。
succ@oxgxggj.cn
@の後ろがHPのドメインですから、この場合「oxgxggj.cn」というURLになります。
.cnは中国に割り当てられたドメインです。
日本で言うところの「.jp」と同じです。
つまり今回のフィッシングメールは中国のサイトからの可能性があります。
まあそうでしょう。日本人だったらせいぜい大企業を騙るくらいで、さすがに税務署を名乗るのは度胸がいります。
ただ中国人なら躊躇なく出来るかもしれません。
メール本文
今回届いたメール本文を全文引用します。
国税還付金の電子発行を開始しました。
e-Taxをご利用いただきありがとうございます。
令和6年度の税制改正等のうち、以下の申告手続について、追加及び修正を行い。
税制改正に伴い、税金の状況をわかりやすくするため。←1?
E-Tax の個人納税アカウントを持つことを全員に義務付けています←2?
このメール受信後24時間以内に下記の専用リンクからE-tax←3?アカウントをご登録ください。
○ 注意事項 ・以下のリンクから案内に従ってE-tax←3?個人アカウントの登録を行ってください。
・案内メールの有効期限は令和6年03月11日 21:25となりますので、有効期限内に確認を行ってください。
・e-Taxの利用可能時間は、e-Taxホームページでご確認してください。
⇒ https://edudhy.com/search?q=youniz&newwindow=1&sca_esv=600355914&sxsrf←4?
※本メールアドレスは送信専用のため、返信を受け付けておりません。ご了承ください。
———————————————————- 発行元:国税庁 Copyright (C) NATIONAL TAX AGENCY ALL Rights Reserved. ———————————————————-
?のところに若干このメールの偽物感が出ています。
1.なぜか「ため。」で終わっている文章。
2.文末に「。」なし。
3.E-taxとなぜか「e」が大文字になっている表記ゆれ。
4.e-taxの本物のHPは「https://www.e-tax.nta.go.jp/」です。
まとめ
今回は、e-Tax(国税電子申告・納税システム)からの詐欺メールの見破り方を紹介しました。
最後にまとめますと。
・本文に3点おかしなところがある。
以上になります。
よく見ると気づくのですが、税務署を名乗られるとドキッとしますよね。
間違ってもメール本文のリンクをクリックして、個人情報を入力しないように気をつけてください。
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