梅雨の時期や台風の季節など大雨が続きます。
そこで、よくあるのが、お湯が出なくなるトラブルになります。
ガスコンロは使えるのに、お湯だけが出ない現象です。
問題はガスではなく、外付けの給湯器になります。
実は、先日、実際そのようなトラブルに見舞われました。
今回は、そんな大雨後にお湯が出るようになるまでの経過を報告します。
大雨後にお湯が出ない時の対処法
先日、大雨が降りました。
その日の夜のことです。
お風呂に入ろうとお湯を出そうとしましたが、冷たい水しか出ません。
何度やっても無理でした。
「いきなりお湯が出なくなった!?」
それでは、早速、大雨後いきなりお湯が出なくなった時の対処法を時系列で紹介していきます。
1.ガス会社へ連絡
ひとまず、ガス会社に連絡しました。
ガス会社は基本、宿直制度があり24時間対応しているところが多いです。
「ガスコンロは使えるのですがお湯が出なくなりました。どうしたらいいでしょうか?」
すると、ガス会社の方は、こう言いました。
「給湯器は外にありますか。今日の大雨のせいかもしれませんね」
「どうしたらいいでしょうか?」
「ひとまず電源を落として、10秒待ってから、もう一度電源を入れたらよくなるケースがあります。まだ雨が降っていますから、外のコンセントを抜き差しすると感電の恐れもあります。家の中のブレーカーを落としてみて、10秒待って、もう一度ブレーカーをあげてみてください。それでもダメな時には、賃貸でしたら管理会社(不動産屋)の方へ連絡するしかないですね」
ガス会社の方の助言に従い、どれが給湯器のブレーカーかわからなかった為、全てのブレーカーを落として10秒待って、もう一度ブレーカーをあげてみました。
いざ風呂に行きお湯の蛇口をひねってみましたが、やはりお湯は出ません。
何度かブレーカーを落としてお湯の蛇口をひねる作業を繰り返しましたが、無駄骨でした。
夜でしたから管理会社(不動産屋)に電話しても営業時間外で出ませんでした。
その日は、ガスコンロでお湯を沸かしてどうにか体を洗う事ですませました。
2.管理会社(不動産屋)へ連絡
次の日の朝、早速、管理会社(不動産屋)へ電話しました。
昨日ガス会社へ連絡した経緯と、急にお湯が出なくなった事情を説明しました。
管理会社(不動産屋)の方は「では、もう一度、こちらからガス会社へ連絡してみます」と言ってくれました。
しばらく待っていたらガス会社から連絡がありました。
「雨や湿気による一時的な不具合の可能性が高いので乾くまで待ってもらって、もう一度お湯をだしてみてください」
そう言われました。
しかし、今日も雨ですし、さすがに何日も待てません。
「いや、今日も雨ですし明日も雨の予報でしょ?いつ乾くかわからないじゃないですか?いつまでも待てませんよ。風呂入れないと困りますから」
そう伝えました。
するとガス会社の方も「そうですよね…」みたいな感じになり、「もしかしたら給湯器の故障の可能性もありますから、一度、お宅まで伺います」と言ってくれました。
3.ガス会社来訪
2時間後くらいにガス会社の方が来てくれました。
「この給湯器は、もう15年経っていますね」
「ここの部分に製造年月がありますが、2005年10月になってますでしょ?」
「修理するにも部品の在庫がない状況です。交換するしかありません。流れとしてはコチラから管理会社(不動産屋)へ報告→その後管理会社がオーナーさんの了解を得て→給湯器の交換となります。また連絡します」
そのように言われました。
さすがに修理部品もなく風呂に入れない状況です。
風呂無し物件を借りたわけではないですから、オーナーもまさか「NO!」とは言わないだろうと思いながらも少し不安な気持ちで次の連絡を待ちました。
4.給湯器交換
それから1時間するかしない内でした。
再びガス会社から連絡がありました。
「了解が取れましたから、今から交換に向かいます」
助かりました。
これで今日から風呂に入れます。
給湯器の交換工事は結構かかりました。
大体、2時間半くらいでした。
5.ガス工事会社曰く
給湯器が新しくなりました。
前のはパロマでしたが、今回はノーリツになっています。
製造年月日は今年(2020年1月)でした。
最後、ガス工事の方が部屋に入ってきて、お湯が出る確認とガスコンロのガス抜き作業をしてくれました。
その時、このように語っていました。
「基本的に給湯器は10年くらいで故障しますから、今回故障した給湯器は通常より5年多く使用できていたことになります。基本的に外付けの給湯器は少々の雨に濡れても大丈夫なように作られていますから、10年くらいは大丈夫だろうと思います」
これで、一安心です。
まとめ
10年以上経過した古い給湯器だった為、大雨でダメ押しされて故障したようです。
最後に、雨の後、お湯が出なくなった時の対処法をまとめてみます。
・雨が上がり、給湯器内部が乾いたら使えるようになることもある。
・給湯器の寿命は、大体、10年くらい。
・10年以上使用している給湯器の場合は、交換の可能性大。
・賃貸物件の場合は管理会社(不動産屋)へ連絡する。
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