権利確定日に株式を保有していると、配当金がもらえる株があります。
ドコモ株は、日本企業の中でも高配当株でしたから、9月末の権利確定日2日くらい前に何気に1株2700円くらいでドコモ株を購入しました。
すると、権利確定後、NTTがドコモへのTOBを発表したのです。
TOBとは子会社化するための株式公開買い付けです。
NTTが打ち出した金額は3900円でした。
これで保有期間3日たらずで、12万円くらいの儲けがでました。
ほぼ株の初心者ですから、こういうこともあるんだな~と驚きました。
あれから2か月ほど経ちポストを覗くと、最後のドコモ通信と配当金のお知らせが届いていました。
今回は、そんなドコモ株最後の配当金とドコモ通信を紹介します。
ドコモ株最後の配当金とドコモ通信
配当金自体は、2020年11月25日に口座に振り込まれていました。
翌日くらいでしたか、少し遅れて、郵送でドコモ通信と配当金のお知らせが届きました。
最後のドコモ通信vol.77最終号
こちらが最後のドコモ通信になります。
vol.77最終号と書かれています。
そして、21年間ご愛読ありがとうございました、という挨拶があります。
21年間愛読していませんでしたが、ずっとドコモユーザーでしたから、ドコモ株の最後に巡りあい光栄な感じです。
さらに、裏には、このような丁寧な挨拶文が書かれていました。
少しだけ冒頭部分を引用します。
ドコモ通信をご愛読いただき、ありがとうございました。
ドコモの旬な取組みを少しでも株主のみなさまへお届けすべく、平成11年に創刊し、21年間にわたって発行しておりましたドコモ通信は、本号にて最終号となります。
ドコモ通信は、21年間の幕を閉じました。
ドコモ株最後の配当金
ドコモ通信と同時に配当金のお知らせも届きました。
1株当たり62円50銭で、100株ですから6250円もありました。
TOBで儲かったうえに、さらに高い配当金も貰えるなんて嬉しい限りです。
口座に振り込まれている金額を見ただけでは「こんなものか~」と思いましたが、改めて見ますと、かなりの高配当です。
というのも、同じくらいの値段で購入したスバル株の配当金が1株当たり28円でしたから、ドコモ株の配当金の高さが身に沁みました。
株の初心者ですからよくわかりませんが、ドコモはこれで終わりだから半期分ではなく1年分をくれたのかもしれません。
まとめ
今回は、ドコモ株最後の配当金と最後のドコモ通信を紹介しました。
ドコモはNTTの完全子会社となり、2980円という値段設定を打ち出し、国策である携帯料金値下げもいち早く対応しました。
この料金では儲からないと思いますから、どこにマネースポットを作るつもりなのかが気になります。
ユーザー数を増やした後に、ドコモの有料サービスで課金していく感じかな??
どちらにしろ、配当金は、株式購入の一つの大事な要素であるように感じました。
バリュー株、グロース株で株価上昇を予想して狙いにいくのは、ちょっと初心者には無理難題です。
運次第のような感じで、リスクがあるように感じます。
決してつぶれない企業で、高配当株を買うのが無難な選択かもしれません。
今回のように、配当金を狙いにいって、偶然TOBということもありますし。