先日、人生ではじめてamazonのカスタマーサービスへ電話しました。
しかも、2回もしました。
1回目は問い合わせ、2回目は苦情でした。
1回目は日本人で、2回目は中国人でした。
さすがに中国人女性が出た時は、ビックリしました。
「おいおい、amazon大丈夫か?」と思ったのですが…。
結論からいうと、あまりの神対応に惚れてしまいそうになりました。
今回は、そんなamazonカスタマーサービスの中国人女性の神対応に萌えを紹介したいと思います。
Amazonカスタマーサービスへ電話した経緯
はっきりした年月は思い出せませんが、ここ数年間ほど(少なくとも5年くらい)は、amazonオンリーです。
それまでは楽天市場を使っていましたが、Amazonプライム会員などのサービスや注文画面の使いやすさなどが気に入っていて、もう完全なるamazonユーザーになっています。
この5年間、1度もクレームを入れたことはありません。
amazonが間違えるはずないと思っていました。
しかし、今回、はじめてamazonが間違ったのです。
どういう経緯だったのか、順をおって紹介したいと思います。
amazon倉庫の在庫アリが本当はナイ!?
amazonで注文すると、大きくわけて2つの発送ルートがあります。
・1つは、業者から直接発送されるタイプです。
・もう1つは、amazon倉庫から発送されるタイプです。
実は、以前、業者からの発送商品を注文したところ、在庫アリだったのに1ヶ月近く待たされたことがありました。
それからは、同じ失敗がないよう、amazonから発送する商品だけを選んでいました。
今回も、amazon倉庫からの発送商品を選び、注文したわけです。
在庫アリで、商品の到着予定日が2~3日以内のものでした。
しかし、いくら待っても、発送済みにならず、2週間が経過しました。
注文した商品ページを確認すると、在庫アリになっています。
さすがに、何かシステム上の問題かもしれないと思い、電話して聞いてみることにしました。
1度目は日本人女性オペレーター
Amazonは、注文した商品画面からカスタマーセンターへ電話をかけることができます。
日本人女性オペレーターが電話に出ました。
コトの経緯を伝えると、「確認します」と言われました。
日本人女性オペレーターが電話口に戻ってきました。
「今確認したところによると、2日前に倉庫に入荷したそうです。間もなく、大体2日以内には発送されると思います」
「そうですか。1つ聞きたいのですが、ずっと在庫アリになっていますが、アレどういうことですか?こっちは在庫アリだから注文したのですが?」
「システムの問題のようで、申し訳ありませんでした。上司に報告しておきます」
そういうやりとりがありました。
まあ、もうすぐ発送されるようですし、日本人オペレーターの方も、わざわざ倉庫に確認してくれたようです。
ひとまず納得して、その日は電話を切りました。
1週間後にAmazonから突然のキャンセル
もうすぐだろうと思って待っていたところ、1週間後、突然、Amazonからメールが届きました。
前述の商品を、キャンセルしたとのことです。
why??
もうすぐ発送すると言っておきながら、突然のキャンセルです。
一体、どうなっているのか、全くわかりません。
さすがに、堪忍袋の緒が切れました。
ちょっと前に、こういう本が話題になっていましたし、Amazon、最近、大きくなりすぎてどうかしちゃったんじゃないか、と思いました。
話を戻します。
注文商品ページを見ると、まだ在庫アリになっています。
「おかしいだろ!!」
早速、2度目の電話をしました。
今回は、もう問い合わせというより、苦情です。
クレームです。
クレーマーと思われようと構いません。
こんなAmazonの横暴には、断固として抗議しないといけない。
それがamazonユーザーであり、プライム会員である使命だとも思いました。
ちなみにAmazonプライム会員向けのフィッシングメールの見破り方については下記の記事を参考にしてください。
中国人女性オペレーター登場
そういうことで、怒りを胸に、電話しました。
電話口に出たのは、日本語がたどたどしい中国人?女性でした。
中国人??
Why??
一瞬、そこで、戸惑いが生じました。
どうにか気を取り直して、コトの経緯を説明しました。
「先週電話したら、すぐに発送するといいながら、いきなりそっちからキャンセルされたんですが!どうなっているんですか!」
「カクニンシマス。シバラクオマチクダサイ」
中国人女性が電話口に戻ってきました。
「オキャクサマ、キャンセルニナッテイマス」
「ええ、そうなんです。それはメールでわかっているんですが、なぜキャンセルになったのかを聞きたいんですよ」
「ドウシテキャンセルナッタカ、ワタシニハ、ワカリマセン」
「では、わかる人に代わってください」
「システムノモンダイノヨウデス」
「ええ、だったら、システムの人に代わってください。商品ページ見たら、まだ在庫アリになっていますし、システムがおかしいんだから」
「システムノヒト、ワタシ、ワカリマセン」
「いや…わかりませんって言われても、これから何を頼りに買ったらいいかわからないでしょ?」
「モウイチド、ショウヒンチュウモンシテクダサイ、ダイジョウブデス」
「同じ商品頼む気になれませんよ。またキャンセルされるかもしれないし、信用できないですよ。ちょっと横暴なんじゃないですか?」
「オウボウ?」
「え~と、つまり、自分勝手という意味ですよ」
「アー、タシカニ!モウシワケアリマセン」
「もう、こんなことなら楽天に戻りますよ。Amazonプライム会員で、年会費払ってますけどね」
「プライムカイイン!アリガトウゴザイマス!」
「いえ、映画とか音楽とかありますし。今回だって、映画観るときに、キャラメルポップコーン食べようと思って注文したんですよ…」
「ワカリマス!ワタシモ、エイガミナガラ、キャラメルポップコーンデス!」
「え?そう?だったら、この気持ちわかりますよね?」
「ワカリマス!」
うーん、何か、カワイイ女性だなと思いました。
「まあ…もういいです。今度から気をつけてください」
「アリガトウゴザイマス!サイゴニ、シツモンアレバ、ドウゾ!」
「中国の方ですよね?」
「イマ、ニホンデス」
「いや、もともと?台湾?中国?」
「ハイ、チュウゴクデス」
「あなたは中国人のユーザー相手のオペレーターってこと?」
「ニホンデスカラ、チュウゴクノオキャクサン、イマセン」
「amazonのカスタマーサービスって中国の人多いの?」
「チュウゴクダケナク、ガイコクジン、オオイデス」
「10人くらい?」
「モット、100ニン?」
「へえ、そうなんですね。多いですね。まあ、ガンバッテね」
「ハイ!ガンバリマス!」
電話を切りました。
不思議と、もう怒りはどこかにいってしまいました。
最後に
Amazonカスタマーサービスの中国人オペレーターに萌えはいかがだったでしょうか。
はじめは「大丈夫か??」という気持ちでしたが、最後には、カワイイ中国人女性と心の交流ができたかも、という満足感だけが残りました。
何だか幸せな気持ちにすらなりました。
中国人オペレーターは、日本語はたどたどしいですが、その分、こちらの話を親身になって真剣に聞いてくれたような気がします。
人間対人間として真摯な対応をしてくれたような感じです。
もちろん色々な中国人の方がいますから、一概には言えませんが、中国人オペレーターも悪くないな~と思いました。
企業の質って、カスタマーサービスのオペレーターの質で何となくわかると思います。